勉強のやり方が身につく授業
当塾に来て、「勉強のやり方が分かるようになりました」
と言ってもらえることがあります。
でも、考えてみると不思議です。
私は生徒に「勉強のやり方」なんて説明したことがありません。
世の中には「正しい勉強法」を説明する本もたくさんありますし、「勉強のやり方を教えます」という塾もあります。
でも奈教ゼミでは、勉強法そのものを説明する授業はありません。
やっているのは、いつもの授業と指導だけです。
たとえば、ある日の数学の授業。
「先生が書いたように、4行使って途中式を書きなさい」
と指示を出します。
「先生が書いたように、4行使って途中式を書きなさい」
と指示を出します。
そして、
「4行使っていなかったら、やり直しです」
と伝えます。
これで2行で書いてくる生徒は、なかなかいません(笑)
4行使って式を書く。
ノートを持ってくる。
私がチェックする。
できていれば○。
これを授業のたびに繰り返します。
すると、その過程で、
「この式はここで変形するんだ」
「ここは省略しちゃいけないんだ」
「こう書けば、自分でも後から分かるんだ」
ということが少しずつ分かってきます。
年に50週近く、授業のたびにこれをやる。
いやでも計算の基礎が身につきます(笑)
入塾したばかりのころはハチャメチャだったノートも、少しずつきれいになっていきます。
そのうち、
「あ、ノートってこう書けばいいのか」
「式の変形のここには意味があるのか」
ということも自然と分かってくる。
だから私は、「勉強法」を説明する必要はあまりないと思っています。
正しいやり方で、実際に勉強する。
できていなければ直す。
またやる。
それを何十回も繰り返す。
勉強のやり方は、説明を聞いて身につけるものではなく、授業の中で勉強しながら身につけていくものなんだと思います。