塾代は「時価」?学習塾の費用がホームページにない不思議
想像してみてください。
旅先で、ふと見知らぬ寿司屋に入る。カウンターに座ってメニューを見ると、どこにも値段が書かれていません。いわゆる時価の寿司屋です。
「たいへんな店に入ったかもしれない」
今から店を出るべきだろうか。しかし、大将はこちらを見ています。隣のお客さんたちは美味しそうに寿司を食べています。
今さら「やっぱりやめます」とも言いにくい。
仕方なく注文する。食べながらずっと気になります。
これ、いくらなんだろう。
似たようなことが、学習塾でも起こります。
気になる塾のホームページを子どもと見る。費用は書いていないけれど、なかなか良さそうです。
子どもと一緒に説明会へ行く。先生から授業や受験について詳しく説明を受ける。子どももすっかり乗り気です。
「よし、ここにしよう」
そう決めて家に帰り、もらったパンフレットをよく見てみる。
月々の授業料に加わる施設費。教材費。模試代。春期講習費。夏期講習費。冬期講習費。それぞれの講習で追加される教材費。
さらに夏の合宿、冬の合宿、秋から始まる土日特訓、入試直前対策講座――。
でも、子どもはすっかりやる気になっています。
今さら「やっぱりやめよう」とも言いにくい。
あれ、結局三年間でいくらかかるんだろう。
寿司屋も塾も、入る前に値段が分かった方が安心です。
奈良教育ゼミナールでは、入塾してから「こんなにかかるとは思わなかった」とならないよう、授業料だけでなく、講習費や教材費などもホームページに掲載しています。
ちなみに私個人は、値段の書いていない寿司屋に入る勇気はありません。
ふだんは回転寿司に行っています。十分美味しいし、値段も分かって安心ですからね。